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思惑の落し穴

恋はすべてどこまでも片思いだ。

non-no 201602

magazine 中島裕翔 ピンクとグレー

劇中で描かれている焦りや不安をリアルに感じながら挑みました

 加藤シゲアキさんの同名小説を実写化した『ピンクとグレー』で、主役に抜擢された中島裕翔さん。映画初出演にして初主演という華々しいスクリーンデビューの裏には、並々ならぬプレッシャーがあったそう。

「自分がこんなに早く映画の主演を務めることに驚きましたし、それが先輩である加藤くんの作品ってことでプレッシャーも倍に。主演が決まってすぐ、加藤くんに『僕、上手にできるかな?』って相談したんですけど、『裕翔なら大丈夫』ってさらっと言われちゃって(笑)。僕に一任してくれたのはうれしかったですけど、話の内容も役柄も難しくて、いろいろ悩みましたね」

 原作は“現役アイドルが芸能界の嘘とリアルを描いた問題作”とうたわれているだけあり、劇中には中島さんのイメージを裏切るような衝撃シーンも数多く登場する。

「自分でも『アイドルがこんなことやっていいのかな?』って思ったんです(笑)。でも、自分のイメージとまったく違う役に挑戦できるということは、俳優としてのスキルアップにつながる気がしてワクワクしました。ただ、ファンの方には、これは役であって、本当の僕ではないってことを念頭に置いて見てもらいたいですね(笑)」

 共演した菅田将暉さんとは、行定勲監督に『同性愛者の役をやらせたい』と言わしめたほどのラブラブっぷりだったとか。

「最初は同世代でこんなスゴい役者がいるんだって、とにかく圧倒されて。映画では嫉妬や焦燥感など、人間の複雑な感情を描いてるんですけど、将暉の演技を前に、いつの間にか作品に沿った感情が生まれていました。でも将暉は、僕が演技に関してあれこれ聞いても真摯に答えてくれる本当にいい人。同性愛者の役も相手が将暉なら大丈夫、と思うくらい、いつも二人でワチャワチャしてたのが一番の思い出です(笑)」

 

Q. 作品の舞台・渋谷の思い出は?

A. ベビーカステラの屋台のおっちゃん!

Jr.の頃、NHKでの仕事帰りにいつも屋台のおっちゃんからベビーカステラをもらってたんですよ(笑)。大好きなラーメン屋さんにもよく通ってました。

 

Q. 今、大学生なら目指す職業は?

A. 写真が好きだからカメラマンかな!

この間も、ドラマのロケ先できれいな富士山の夕焼けを撮ってきました。でも、カメラマンってなるのが難しそう。まずは師匠に弟子入り、ですかね?

 

 

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