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思惑の落し穴

恋はすべてどこまでも片思いだ。

Ray 201601 Nakajima Yuto × Kaho

magazine ピンクとグレー 中島裕翔

役者としての成長と変わらない2人の素顔

 

──完成作をご覧になった感想は?

中島「僕は映画初出演、初主演なので、まだ作品を客観的に見るのが難しいんですけど。”幕開けから62分後の衝撃”という触れ込みどおり、映像の仕掛けに僕自身も素直に驚きました。ただのアイドル映画じゃなく、今までの映像作品を覆すものになったと思いますね」

夏帆「今までに見たことのない青春映画になったのかなと思います。すごく勢いのある、若さあふれる映画。現場でもみんなエネルギッシュで、ぶつかり合いながら撮影していたので、その雰囲気が作品にも出ているなと思いました」

──おふたりの共演は3度目。コミュニケーションはすぐに取れましたか。

中島「共演はすごく久々だったから、撮影に入る前の本読みのときは、ちょっとどう接していいかわからなかった(笑)。初めてじゃないけど、どうしようって」

夏帆「微妙な距離感があったよね」

──昔と再共演してからで、お互いの印象は変わりましたか?

夏帆「私は勝手に、中島くんにはまだ小学生のイメージがあって」

中島「うはははは!最初に共演したのはドラマ『エンジン』(05年)だったね」

夏帆「本当に小さいときから知ってるから、勝手に遠い親戚のような気持ちで成長を見守っていて(笑)。今回久しぶりに会って“大きくなったな~”みたいな」

中島「親戚だね、ほんと(笑)」

夏帆「ガラッと変わっていたら嫌だなって思ってたんだけど。もし“オレ、中島裕翔だけど(ドヤ)”ってなっていたら、本当にしばいてやろうかと思って」

中島「そのときは間違いなくしばいていいと思う!(笑)」

夏帆「でも大人になった部分と、いい意味で変わらない部分もあって、すごく安心したのを覚えていますね」

中島夏帆ちゃんの活躍はテレビで拝見していて、本読みのときからさすがだなって思いました。物語の前半と後半でセリフの言い回しを変えてきて、思わず動揺するくらい、見たことのない夏帆ちゃんがいた。ある意味、カルチャーショックでしたね。でも普段は昔のように“うぇーい”って接してくれるから(笑)、変わってない部分もあるし。そういったことを経て、今回お芝居をしたので」

夏帆「感慨深いよね。デビュー当時くらいから一緒にお仕事をして、それから約10年。本当に……ご立派になられて」

中島「なんじゃそれ(笑)」

──逆に、夏帆さんから見て、中島さんの“さすがだな”って思った部分は?

夏帆「切り替えがすごく早い。本番前で雰囲気が変わりますし、ハッとひきつけられるものがある。しかも、何でもできるんですよね。ギターを弾いてもうまい、歌ってもうまい、踊ってもうまい」

中島「みんなにリクエストされて、昼休憩のときに踊ったんだよね、オレ。超恥ずかしかったよ!(笑)」

夏帆「そういう大胆な部分もあるけど、すごく繊細な部分もあって。繊細なお芝居をされる方だなって思いました」

中島「恐縮です!」

──本作ではおふたりのイメージをガラリと変えるような演技に挑戦していますが、いかがでしたか?

中島「ジャニーズっぽくないことをしてみたい、そういう思いもあったので、この作品でアウトローなお芝居ができると決まったときはすごくワクワクしました。ファンの方がどう受け止めるのか怖くもあったけど、挑戦できたことが本当にうれしいし、役者として新たな引き出しができたんじゃないかなと思います」

夏帆「私も今回は、前半と後半で大きく印象を変えたいなと思っていて。その度合いがすごく難しくて、今も“やりすぎたんじゃないか”と考えてしまうんですけど、行定勲監督もおもしろがってくれたので思い切ってできたと思います」

中島「あと、劇中には衝撃的なシーンもあって。まさかこの2人でやるとは思ってなかったから、本当に衝撃的だったよ」

夏帆「撮影のときは“私たちも大人になったね”って話してました(笑)」

──ズバリ、映画の見どころは?

中島「やっぱり、行定監督による映像の仕掛けですね。これまでの邦画にはないと思うし、知っていてもビックリすると思う。前半と後半で役者の表情だったり、しぐさひとつとっても全然違うので、ひとりひとりに注目してほしいです」

夏帆「見どころはなんといっても、中島くんじゃないですか!」

中島「よっ!!」

夏帆「きっと(笑)」

中島「何でそこ、不確定なの!」

夏帆「(笑)。中島くんはもちろん、それぞれのキャラクターが生き生きしていて、見たことのない一面が見られると思います。62分後に世界が変わる瞬間、楽しんでいただけたらうれしいです」

──最後に、お互い気になっていたことを一問ずつ質問しあってください!

中島「えーっと……身長いくつ?」

夏帆「164cm。何で?」

中島「気づいたら、夏帆ちゃんの身長を越してるなって思って」

夏帆「そうか、昔は私のほうが大きかったもんね。何だろう、何がいいかな……(熟考)。休みの日は何してるんですか?」

中島「あっははは!すっごいベタな質問!!(笑)休みの日は、ゲームしてます」

夏帆「あんまりおもしろくなかったな」

中島「ほら、責任転嫁しないで!(笑)」


Ray 201601